大分県宇佐市「村八分」訴訟,控訴しないようです。

大分県宇佐市「村八分」訴訟,控訴しないようです。雑記
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先日の記事で「村八分」訴訟を取り上げました。

この訴訟ですが,原告側の請求が認められ,被告側(元区長ら)に共同不法行為があったとして,損害賠償が命じられました(大分地裁中津支部令和3年5月25日判決。宇佐市の責任は否定)。

その後,控訴するのかな,と思っていましたが,報道によると,被告側は控訴しない方針のようですね。

報道されたところによると,地区の寄り合いで控訴を断念し,損害賠償の110万円は集落で分担することを決めたそうです。

報道各社の記事を読む限り,被告になっていない住民も損害賠償を負担するようですね。新たな火種にならなければよいですが。

集落の行事のお知らせなどは,双方の代理人を通じてやりとりをするようで,それもすでに開始されているようです。

訴訟までいってしまうと,なかなか完全に元通りの関係に戻るのは難しい面がありますが,時間が解決してくれるのでしょうか。

新型コロナウイルスのワクチン接種についての報道を眺めていると,やはり高齢者にとっては予約・手配のハードルが高いようで,こういうときに,(とくに高齢化・過疎化が進んでいる場所では)地域の助け合いなどが必要になるなあと感じました。