最近の気になる法律書新刊

教科書・六法
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だいぶご無沙汰。

パソコンも新調したのでまた少し再開しようかと。

……といってもすぐにまた更新が途切れるかもしれない。

最近の仕入れたものを軽くご紹介。

藤井聡太さんの活躍が注目を集めておりますが、藤井さん以外の若手棋士の台頭やベテラン棋士の粘りも見られるようになり、盛り上がっている将棋界です。将棋好きな法律好き(?)も多いと思いますが、そんな方におすすめの一冊です。

木村先生の将棋好きは業界ではよく知られていますね。将棋というフィルターを通じて、法律学の思考を外側から(?)見てみるのも面白いと思います。

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東京大学出版会

木村先生の体系書も刊行されました。こちらは未チェックですが、本書の刊行によって受験生の基本書シェアに変動があるのでしょうか。

約10年ぶりの改訂。

いますぐ使わなくても買っておいたほうがよい1冊。旧版では書式例はCD-ROMでの提供でしたが、さすがに今回はダウンロード形式になりました。ありがたい。もうPCにディスクドライブがないことの方が多いですしね。

法務や弁護士としての教育期間が終わった後、独り立ちする前に目を通すのに最適な感じ。分量も少ないですし、ポイントを確認できます。

修習生は目を通しておくとよいかも。あまり言語化されない実務について紙面OJTを受けられると思えばめちゃくちゃおすすめ&お買い得です。中村先生の文体も読みやすい。

報道などでも取り上げられていましたが、2024年11月からフリーランス法(正式名称:特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律)が施行されました。

本書はいわゆる当局解説本。フリーランス法は公取関係(下請法的側面)と厚労省関係(労働法的側面)とがあり、ガイドラインなんかもいくつかあってややこしいので、当局見解はひとまずこの本でおさえておこうかと思います。