【2021年春入学】法学部入学前に読むべき本【5選】

教科書・六法
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春から法学部に入学予定の方もたくさんいると思います。

楽しいキャンパスライフを想像しつつ,法学への意欲も高まり,一日でもはやく法学を学びたいと思っている人もいるのではないでしょうか。

今回は法学部入学前におすすめの入門書,それも独学でも読み通せるレベルのおすすめ本を紹介していきたいと思います。

『学生生活の法学入門』山下純司・深町晋也・高橋信行

大学入学後は基本的には自己責任で物事が進んでいきます。

科目の履修登録も自分でしなければならず,手続にミスがあっても誰も助けてくれません。大学の外でも同じように扱われることが多いでしょう。

大学入学後は,自分で決めることも多くなり,また,自分のことは自分で決めなければ,という気持ちも芽生えてくると思います。このような自覚が出てくること自体は素晴らしいことです。ただ,そのような成長のタイミング,つまり,大人と子供の間にいる新入生を虎視眈々と狙う悪い人がいることも事実です。

(余談ですが,仲良くなりたての友人が持ってくる儲け話には注意しましょう。とくにその友人の“先輩”が出てきたりしたら,ほぼ100%アヤシイ話です。そんなよく知らない“先輩”がおいしい話を教えてくれるわけがないです。万が一そのような場面に出会ってしまった場合はトイレに行くふりなどをして全力で逃げましょう。しょうもないデータが入ったUSBメモリをウン十万とかで買わされてしまいますよ!)

はやく法律の知識を用いてバリバリと問題を解きたい!,紛争を解決したい!と意欲にあふれている人もいると思いますが,はやる気持ちを抑えて,まずは本書を読みましょう。

本書は学生生活で起こりがちなトラブルを題材にした本です。

学生生活では,意外なほど多くの学生がトラブル,それも深刻な法的なトラブルに巻き込まれています。楽しい学生生活が台無しにならないように,まずは本書を読んでおきましょう。

タイトルの通り,法学入門でもありますから,基本的な法学の考え方ももちろん学べます。

同じような感じのもので,『法学教室』2020年4月号の別冊で付いていた『大学生活と法学』というものがありますが(別冊のみを電子版で購入できます),入学前に読むにはちょっと難しいかもしれません。すこしハードな内容に触れてみたい人にはいいかもしれないです。

『カフェパウゼで法学を――対話で見つける〈学び方〉』横田明美

当ブログの別記事でも紹介したことがある本ですが,いわゆる法学部での勉強の方法に関する本です。

法学部に入ると,高校までの勉強方法が通じず,挫折してしまう人が少なからずいます。教科書はあっても講義中にはまったく使用しない,板書もまったくしないという講義もあります。ボーっとしてると何が何だかわからない間に講義が終わってしまいます。

そうならないための指南書が本書です。次に紹介する『法学入門Q&A』か本書か,どちらかは入学前に読んでおくことをおすすめします。

『法学学習Q&A』横田明美・小谷昌子・堀田周吾

本書も,上記の『カフェパウゼで法学を』と同じく,法学部での勉強そのものに関する本です。

どちらの本を読むのかは,自分が読みやすいと感じる方でいいと思います。

どちらもAmazonで試し読みが可能です

ちなみに,法学部の勉強方法については,下記の記事でおすすめの本を紹介しています。

『もしも世界に法律がなかったら――「六法」の超基本がわかる物語』木山泰嗣

がっつりした法学の教科書類は入学後に嫌でも読むことになるので,入学前は軽いものでイメージをつかむ程度でいいと思います。

法学の入門書は数多くありますが,かなりハイレベルな内容のものもあります。いきなりそういった本に触れると挫折してしまう確率も上がってしまいます。入学前に挫折してしまっては元も子もないので,入学前は軽い感じで読めるものをおすすめします。

難しい本は,つまづいたときに質問できる環境が揃ってから,つまりは入学後に読み始めるようにしましょう。

本書はラノベ風に書きあげられた1冊で,法律がない世界を設定することで逆の側面(?)から法律の仕組みを役割を学ぶという仕立てになっています。

中学生でも楽しめるレベルにしてあるとのことですので,気軽に読めると思います。

『AIの時代と法』小塚荘一郎

法学部に入学後に,最先端の議論を学ぶ機会って意外なほど少ないです。2021年現在だと,ホットな話題はAIや自動運転といった先端科学技術と法律です。

こういった話題の講義が用意されている大学もあるかもしれませんが,かなり少ないと思います。結局はその講義をできる研究者がいるかいないかで決まってきます。偏差値が高い法学部だから,豊富な先端科目群が用意されているというわけでもないです。

このあたりに興味ある人は,まずは自分で文献を通じて勉強する必要があります。

また,興味があまりなくても,法律と先端科学がどのように関係しているのかを知ることは,これから法学を学ぶ人にとって重要だと思います。法学の基礎的な事項って「この議論に何の意味があるんだろう?」と思いがちですが,基礎的な事項ほど先端科学と法律にとって重要であることが多いです。つまらない基礎的な事項の勉強が実社会や先端科学ともつながりがあると知っていれば,勉強にも身が入るのではないでしょうか。

本書は,先端科学と法律がどのような接点をもつのか先端科学の登場(および先端科学を利用したビジネス)が法学にもたらしたインパクトを大きな視点で解説しています。

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