判例

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教科書・六法

2022年12月発売の気になる法律書(個人的メモ)

2022年も終わりですね。少し早いですが,12月の気になる新刊をチェックしておきたいと思います。学生向け学生――主に司法試験受験生,予備試験受験生,法科大学院生――に待ち望まれていた法学教室の連載の単行本化です。同じく橋爪先生の総論を使って...
教科書・六法

2022年8月発売の気になる法律書(個人的メモ)

いつの間にか9月ですね。新型コロナへの対応も徐々に平時に戻りつつあるようですね。帰国時の陰性証明が不要になったことは大きいですね。さて,いつも通り2022年8月の気になる新刊をメモしておきます。学生向け医事法の体系書ですね。著者の河上先生は...
教科書・六法

断水――条例と損害賠償責任?

気になる最高裁判例があったので,備忘メモ。断水。都市部では予定されている工事などの影響以外――つまり突発的な断水ってだいぶ減ってきたのではないでしょうか。若い人だと断水を経験したことがない人もいるかも。今回の裁判例は断水と損害賠償責任のお話...
教科書・六法

2022年6月発売の気になる法律書(個人的メモ)

梅雨,短かったですねー。いつも通り6月の新刊本で気になったものをメモ。一般向け街のスナップ写真に,建築基準法の規制がどうかかわっているかを重ね合わせて解説してくれています。百聞は一見に如かずを突き詰めた本ですね。勉強するつもりでなくでも,雑...
法学部

民事判決のデータベース化

2022年6月25日,民事裁判の全判決のデータベース化に法務省が取り組むと報道がありました。法務省内に有識者会議を設けて検討を進めるそうです。これは画期的ですね。しかも判決文の匿名化等の処理にはAIを使うそうです。IT化が遅れていた分野だと...
法学部

次の最高裁長官と新しい最高裁判事が内定(2022年6月・7月退官判事の後任)

先日,次の最高裁長官と2022年6月と7月に退官する最高裁判事の後任人事の報道がありました。ちなみに2021年8月に退任した最高裁判事の後任判事の発表については,こちらをご参照ください。退官する最高裁判事退官するのは大谷直人最高裁長官(20...
法学部

国民審査・在外投票不可は違憲――最高裁大法廷判決

2022年(令和4年)5月25日,最高裁大法廷は,海外在住の日本人が国民審査に投票できないのは,立法の不作為があるとして,違憲判決を下しました。今回はその判決をちょっと読んでみたいと思います。判決年月日等最高裁判所大法廷令和4年(2022年...
雑記

東京機械製作所とアジア開発キャピタル(その8・ADCの持ち株をマスコミ各社が買取)――マジョリティ・オブ・マイノリティ条項をめぐって

去年(2021年)の下半期に話題になったアジア開発キャピタル(ADC)による東京機械製作所の買収劇ですが,しばらくウォッチをさぼっている間に大きな動きがありました。備忘をかねて記録しておきます。ADCの持ち株の一部をマスコミ各社が買取ADC...
法学部

ヘイトスピーチ条例・最高裁合憲判決

大きく報道されましたが,大阪市のいわゆるヘイトスピーチ条例の最高裁の合憲判決がでました。(ほぼ判決文引用の記事ですが,自分の備忘も兼ねていますので,ご容赦ください)裁判年月日最高裁判所第三小法廷・令和4年(2022年)2月15日判決(事件番...
教科書・六法

2022年1月発売の気になる法律書(個人的メモ)

2022年1月に刊行された法律書で気になるものをメモ。来月以降も続けたいですが……。学生向け中舎寛樹先生の物権法の単著が刊行になりました。中舎先生の単著としては,債権法もありますね。本書では,(狭義の)物権法と担保物権法が扱われています(単...