2022年1月発売の気になる法律書(個人的メモ)

教科書・六法
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2022年1月に刊行された法律書で気になるものをメモ。来月以降も続けたいですが……。

学生向け

中舎寛樹先生の物権法の単著が刊行になりました。中舎先生の単著としては,債権法もありますね。

本書では,(狭義の)物権法と担保物権法が扱われています(単著で物権法と担保物権法が扱われている類書としては,安永正昭先生の『講義 物権・担保物権法』もありますね)。

中舎先生の債権法もわかりやすく,単著特有のくせもあまり強くないので,今回刊行された物権法も人気が出そうですね。

弘文堂の最新重要判例シリーズです。

大内先生の労働法はこまめに改訂しておりもう第7版なんですね。

民事訴訟法も新たに刊行されたようです。山本和彦先生による単独編集・執筆です。判例百選を使っている人も気になる1冊だと思います。

こちらは法学教室の別冊企画を書籍化したものですね。
個人的には,法学部1年生が5月の大型連休中に読む1冊としておすすめかなと思います。

実務向け

厚生労働省労働基準局による労働基準法の逐条解説です。当局による解説ですので,実務としては手元に置いておく必要がありますね。

本書は何度か改訂版が刊行されていて,旧版はたしか「平成22年版」だったので,約10年ぶりの改訂ですね。

個人情報保護法のQ&Aです。この分野は改正が頻繁なうえに,きちんとした実務対応が必要なので,新しい書籍を用意しておきたいです。

ドローン免許に興味があり,こちらもちょっと気になりました。

その他

こども六法を皮切り,○○六法が雨後の筍状態ですが,妻六法というのが刊行されました。目次も興味を惹くものになっていますね。

【目次】
Chapter1 自分を大切にしたい妻のための法律
Chapter2 しごとも家庭も大事にしたい妻のための法律
Chapter3 夫がピンチのときに妻の助けになる法律
Chapter4 妻が子どもを守るための法律
Chapter5 義実家とのモヤモヤを晴らすための法律
Chapter6 ひどい夫から身を守るための法律
Chapter7 妻が離婚で損をしないための法律